心理学
ANSWER
にぎやかな場所では会話が聞き取りにくいのに、自分の名前だけふっと拾えることがあります。何でも聞こえているというより、たくさんの音の中から自分にとって大事な手がかりが意識に上がりやすい、というのが意外なところです。
これは選択的注意の代表例として知られる現象です。古典的な実験でも、人は注目していない音声の内容まではあまり覚えていなくても、自分の名前のような目立つ手がかりには気づく場合があるとされます。騒がしい場所で万能に聞き分けられる、という話ではなく、注意が音を選んでいると考えるとわかりやすい題材です。
出典: Cherry (1953), Some experiments on the recognition of speech, with one and with two ears / Moray (1959), Attention in dichotic listening: Affective cues and the influence of instructions 出典ページ
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TALKABLE POINT
ざわざわした店内でも、自分の名前だけはふっと耳に入ることがあります 全部を聞いているのではなく、脳が大事そうな音を拾い上げています 名前を呼ばれた瞬間だけ、周りの音からそこだけ浮くように感じます