科学
ANSWER
公園を飛んでいくシャボン玉には、赤や青の模様が流れるように見えます。液そのものに虹色が付いているようですが、あの色は、透明な薄い膜と光の組み合わせで生まれています。
シャボン玉に当たった光の一部は膜の外側で反射し、別の一部は膜の内側で反射して戻ります。この二つの光が重なると、色によって強まったり弱まったりします。こうした光の重なりの働きが『干渉』です。膜の厚さが違うと、二つの光が進む距離の差も変わり、目に届いて目立つ色が変わります。
しかも、シャボン玉の膜はどこも同じ厚さではありません。水分が下へ動いたり蒸発したりして厚さが変わるので、色の模様も移り変わります。大阪市立科学館とニコンの解説でも、この膜厚と光の関係が紹介されています。
見えている模様は、色の付いた液が流れた跡というより、膜の厚さに応じた光の変化。身近なシャボン玉が、目に見えないほど薄い膜の変化を色で見せてくれるのです。
出典: 大阪市立科学館「第124回 サイエンスショー ふわふわ、きらきら!シャボン玉サイエンス」小野昌弘学芸員 出典ページ
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TALKABLE POINT
公園のシャボン玉、赤や青の液が流れているように見えませんか 透明な膜でも、表と裏で反射した光が重なって虹色が生まれます 膜の厚さで強まる色が変わるため、色の模様が流れるように見えるのです