言葉
ANSWER
今の感覚だと「貴様」はかなり強い言い方ですが、昔から同じ響きだったわけではありません。古くは敬意を含む二人称として使われた時期があり、現在の荒っぽい印象とはかなり違っていました。
ただし、昔の「貴様」を現代の感覚でそのまま「すごく丁寧な敬語」と言い切るのも少し単純です。時代が下るにつれて敬意が薄れ、使われる相手や場面も変わり、現代では失礼なニュアンスが強まりました。言葉の意味や距離感は時代で大きく変わる、そのわかりやすい例です。
出典: 日本国語大辞典(小学館)/山田孝雄『国語史』
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