本日のトリビア / 2026.09.26

歴史

靴の面ファスナーは、のりの力でくっついている?

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ANSWER

小さなフックと輪が引っかかり、着想は植物の実から

靴のベルトをバリッとはがして、また押し付ける。何度も留められる面ファスナーは、のりで貼り合わせているのでしょうか。くっつく秘密は、小さなフックと輪の組み合わせです。硬いかぎ状の突起が、反対側の柔らかな輪に引っかかって留まります。

この仕組みの着想は、服や犬の毛に絡んだ植物の実でした。スイスの技術者ジョルジュ・ド・メストラルは、なかなか取れない実を顕微鏡で観察。表面の小さなかぎが繊維などに引っかかる構造に気づき、繰り返し留め外しできる道具へ応用しようとしました。

実を見つけたその日に、製品が完成したわけではありません。丈夫で何度も使えるフックをそろえて作るには、材料選びや製造方法の工夫が必要でした。散歩の後には厄介な「ひっつき虫」も、形をよく見れば道具のヒントになる。靴のベルトにも、自然を観察した発明の物語が隠れています。

出典: Velcro Companies「How George de Mestral Invented the VELCRO Brand Fastener」/Velcro Companies「Hook and Loop」 出典ページ

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TALKABLE POINT

靴の面ファスナー、のりでくっついている? 留まるのは、小さなフックが輪に引っかかるから。 服や犬の毛に絡む植物の実のかぎが、発明のヒントでした